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マンガ家の日記



〈10月15日 携帯コミック「愛を待つ」原稿アップ。〉

携帯コミックコ「愛を待つ」(16ページ)の原稿がアップしました。
今回はちょっと大人っぽい雰囲気を目指しました。

配信はまだ少し先になると思いますが、ご縁があれば読んでいただけるとうれしいです。



〈9月22日 「ミミア姫」第3巻が発売されました。〉

今日、「ミミア姫」第3巻が発売されました。
最終巻です。
おかげさまで作品を描き上げることが出来ました。

ミミアを愛してくださって、ありがとうございます。

皆様の愛情に適う作品であることを祈る気持ちです。
作者としては、これで全力です。 
作品は今日、僕の手を離れました。
これから、お一人おひとり心の中でどのような物語として読まれていくのか。
それが豊かでしあわせなものであることを、今、心から祈ります。

どうか良い旅を!



ありがとうございました。



〈届きました!!〉





おかげさまで、出来上がりました。
「ミミア姫」第3巻、初対面です。




分厚いです!!



来週、お手元にお届け出来ます。
どうぞよろしくお願いいたします。


〈9月17日 購入者特典。〉

「ミミア姫」第3巻のPOPと特典ペーパー用のイラストを描きました。
かなり出来上がるのが遅くなってしまいました。



夜、早速にCOMIC ZINさんからメール。
購入者特典の入稿データ。
夕方描き上げたばかりのイラストを使った、高解像度カラーの両面イラストカード。

感激。
COMIC ZINさん素晴らしい特典を作ってくださってありがとうございます!


〈9月15日 来るべき風景。〉

ツイッターを始めてから僕は「作家の幻想」なんて必要なものでないかも知れないという気がしています。

ネットが普及しはじめた時、読者と防護壁なしに直接コンタクトしてまうことに作家も出版社も非常に神経質になりました。
実際、トラブルも多かったと聞いています。
だから、いま、こうして毎日、読者と普通に話が出来ていることに深い感慨を覚えています。 

何かが決定的に変わった事を感じます。


(9月13日 iPadで「ミミア姫」。)



カッコいい!!
PDF版「ミミア姫」をiPadでiBookとして読むことが出来るそうです。
ツイッターで@papanon72さんが教えてくださいました。感謝!!


〈9月11日 PDF版「ミミア姫」をアップしました。どうぞ読んでみてください。〉

第2巻出版から2年あまりの間隔が開いてしまいました。
第3巻を読んでいただく前に、これまでの「ミミア姫」をと思い、
第1巻、第2巻からキーになる章をPDFファイル化しました。
どうぞ読んでみてください。

「ミミア姫」は読んだことがなかったという方も、どうぞ。

サイトトップページ「ミミア姫」のページにあります。

※もちろん、すべて無料です。ダウンロード、プリントアウトご自由に。



出版されたものの複製ではなく、原稿化以前の生データから作者が作った
新しい「PDF版ヴァージョン」となっています。どうぞお楽しみください。
・テキスト、絵に変更修正が加わっています。
・コミックスではモノクロになったページが原稿通りカラーになっています。
・フレア等のデジタル効果が修正されています。



書店様へ。よろしければ宣伝素材としてどうぞご自由にお使いください。


〈9月8日 44歳になりました。〉

今日、誕生日を迎えました。
おかげさまで44歳です。言い訳の効かないオッサン年齢です。
いつも作品を大切に読んでくださって、ありがとうございます。 
まだまだ描き続けます。

朝食、母が朝から炊いてくれた赤飯でお祝いしました。 
44歳といえば黒澤明監督でいえば「七人の侍」の年、ドストエフスキーなら「罪と罰」の前年です。
(誰と比べるつもりだ?というのは置いといて)
自分もここから先がいよいよ作家稼業の本番だと思い、一層精進します。

一生をかけて少しでも良い作家になりたいと思います。 
これからもどうぞよろしくお願いいたします。


〈8月31日 終わる、終わる。〉

今日で8月も終わりです。

「ミミア姫」第3巻の大詰めの作業を終日。
担当の増田氏とゲラとコンテをつき合わせながら、1ページずつひとつひとつの文字のサイズをチェック。
マンガの文字は絵の一部です。
フォントの大きさが1ポイント違うだけでも印象が大きく変わってきます。
(基本的には担当編集者にお任せですが)

フキダシの位置やサイズを繰り返し修正しデータの差し替え。

絵のデータを修正できるタイムリミットは目前!
こにきても「あっ!!」とか「しまった!!」とか「もっとこうした方が!!」という所がいくつも見つかります。

五百数十ページの分厚いゲラの束は今や、色とりどりの付箋でさらに膨れ上がりぶわぶわでよれよれです。 
それでも見直すたびに修正点が見つかるので脂汗です。
気持ちが落ち着かないです。



仮眠中に新しい作品の構想を思いついて眼を覚ましました。

あわててメモを記しながら、

ああ、本当に「ミミア姫」がもう終わってしまうんだと感じました。


〈8月30日 大詰めです。〉

「あとがき」を書いて、ゲラの文字をチェックし、プロローグ部分を描いて、原稿の修正データをアップしました。
とうとう大詰めです。
今日、担当の増田さんからオビの見本データが届きました。
かなり強気のオビコピーです。
カバーデザインと重ね合わせて書店で並ぶのと同じ状態の画像データ。



「あとがき」を書いていて気がつきました。
最初の「ミミア姫」が2004年12月発売の「アフタヌーン」2月号ですから、
足掛けで数えると7年もずっと「ミミア姫」を描いていたことになるんですね。
ふう・・・。
人生の内の7年って結構デカいです。

そろそろお別れです。


〈8月27日 カバーデザインが届きました。〉

第3巻のカバーデザインが編集部よりメールで届きました。
素晴らしいです!!
第1巻、第2巻を手掛けてくださったデザイナーの石川照美さんが見事に一発でキめてくださいました。
作者感激の大変な力作です。
ありがとうございます!!

「これは絶対良い本になる!」
電話で担当編集者の増田さんと大いに盛り上がりました。



第3巻 ミミア姫の旅立ち〜いちばんさいしょの物語〜は
4色 2ページ
1色 544ページ
総ページ数546ページの本になります。
(※先日のは僕が2ページ数え間違えていました)

背表紙の厚さは33.5ミリです!


〈8月25日 「ミミア姫」第3巻のカバーイラストが描き上がりました。〉

「ミミア姫」第3巻 ミミア姫の旅立ち〜いちばんさいしょの物語〜のカバーイラストがおかげさまで描き上がりました。

ようやく、ここまでたどり着きました。
ありがとうございます。

あともう一息、最後まで全力を尽くします。



「ミミア姫」第3巻 ミミア姫の旅立ち〜いちばんさいしょの物語〜

発売日:2010年09月22日発売予定
予価:1,400円(税込)
ISBN: 978-4-06-314590-8
http://kc.kodansha.co.jp/product/top.php/1234606960


〈8月24日 「おクチでLOVE」、描き上がりました。〉

携帯コミック「おクチでLOVE」、おかげさまで描き上がりました。
有限会社モアの吉田編集長から「
思わず頬がゆるむようなストーリーで、よかったです。女の子にとって“いやし”になると思います」と
コンテを褒めてもらったので、うんと張り切って描きました。
可愛いい作品に出来るようがんばりました。

配信はしばらく先ですが、機会があれば読んでみてくれるとうれしいです。



〈8月13日 「ミミア姫」本編部分の原稿アップ。〉

「ミミア姫」最終巻の本編部分の原稿がおかげさまで最終章までアップしました。

まだまだ少しも気は抜けませんが、ひとつ大きな山は越えることができました。
ありがとうございます。



現在の暫定の編成表では「ミミア姫」第3巻の総ページ数は548ページになる予定です。



少しでも良い本をお届けできるように、最後までベストを尽くします。


〈7月15日 マンガの仕事。〉

マンガは一人で描くこともできるし、スタッフを何人も使って描くこともできます。
マンガという形式は同じでも制作体体制は本当に作家それぞれです。
どういう制作体制を選んでいるかがその人の生き方であり、最も顕著な作家性の表現となっていると感じます。

どうやってマンガを作るかにこそ「マンガとは何か?」をその作家がどう考えているかの答が現れています。
ひとつの覚悟表明。そこには限られた諸条件の中で何を選び何を捨てたのか、作家の現実との厳しい格闘の跡が感じられます。

机ひとつでも、ビル1棟でも、出来てくるのはパサツと紙に描かれたマンガです。
考えてみると何て豪快な。
この辺がマンガの実に面白いところです。



僕は作品制作のランニングコストを徹底的に抑えることを選んできました。
「産業化」とは逆方向の「個人化」する道を選び続けてここまでサバイバルしてきました。
ある種のバクテリアがエネルギー消費を抑えてしぶとく生き延びようとするみたいな作戦です。
自分のマンガ家のとしての選択です。(とりあえず今日までのところの)

極端な低コスト体質にして個人化してなければ「愛人 [AI-REN]」は(内容面も含めて)成立させられませんでしたし、
「愛しのかな」も「ミミア姫」も描くことが出来なかったと思います。
効率的でも、見栄えの良いものでもありませんが、
このパーソナルな制作方法が自分の作品描くためには必要なシステムだったということだと思います

東京にも行かない。スタジオも設けない。人も雇わない。仕事設備は机とPCだけ。腕と眼と頭だけ。
自分で描けるものしか描かない。自分で描ける量のお金で自分と家族の生活を何とかする。とにかくそれで喰っていくこと。
それがささやかな僕の稼業です。



おかげさまで今日までのところ無事暮らせていけています。本当に感謝します。


〈7月15日 携帯コミック「恋人のキス」配信開始。〉

初めての携帯コミックオリジナル作品集「恋人のキス」が配信開始されました。
よかったら、どうぞ読んでみてください。
※エッチ物です。苦手な方、年少の方はご注意ください。

〈携帯コミック読者の皆様へ〉

携帯で初めて僕のマンガを読んでくれている読者の皆様、はじめまして。
読んでくださって、本当にありがとうございます! 
これからも、どうぞよろしくお願いいたします。



僕が以前にずっと描いてきたHマンガは最近では書店で見つけるのがかなり難しくなりましたが、
僕のまったく知らなかった「携帯コミック」に姿を変えてしっかりと生き続けていました。
びっくりしました。
僕は携帯電話を持ったことがないので、そういったものが在ることさえろくに知りませんでした。

作品が生き続けていてくれて作者はこの上なくうれしいです! 
しかも生き続けていただけでなく、新しい読者とどんどん出会っていました。

自分の作品の読者の9割以上が「新規の」それも「若い女性の読者」だと伺ったときはすごく驚きました。
にわかには信じられないくらいでした。

吉田編集長から携帯コミックの新作をと依頼いただいた時、正直、不安がありました。
現在の自分に果たして描けるのか?
何よりメイン読者層がこれまでと違いました。

「わからない。わからない」です。
新しい読者に何が描けるだろう。
同じHものでも微妙に違うはずです。
何より、せっかく読んでもらえるのだから、ちゃんとよろこんでもらえる新しい作品が描きたくて。

特訓です。
何が読者の心を感動させているのか知りたくて、女性向けの雑誌や本を熱心に読むようになりました。BL雑誌も初めて買いました。 
本棚周りがえらく華やかになりました(^^)

結局のところ、自分に描けるものを、自分に描けるように描くしかないということになりそうですが・・・。

編集長による絵コンテ総没など、今の完全に気分はド新人です。新鮮です。
メディアも読者も新しい。
新人の僕は1作毎にドキドキです。



読んでくださって、ありがとうございます。
これからも、どうぞよろしくお願いいたします。

7月16日 田中ユタカ


〈7月8日 仕事の距離。〉

気がつくと、毎月の電話料金が極端に少なっていました。

いつの間にか仕事の連絡はほぼ全部メールを使うようになって、電話で話すことがはほとんどなくなっていました。
仕事相手の肉声を耳にする機会が極端に減りました。
それなのに、むしろ仕事上の人間関係はむしろスムースでより密になった感じがします。不思議です。

以前は何時間でも編集者と語り続けたものでした。
電話代がすごいことになってしまった月もしばしばありました。
それが仕事への熱心さのバロメーターみたいだったのに。

最初の内はなんだか無味乾燥に感じないでもなかったのに、
お互いの時間に囚われず、用件が明確で、記録もちゃんと残る、
そんな便利さにすっかりメール派になってしまいました。

もともと、東京在住でないので電話とFAXで仕事をしていました。
今でこそ非東京在住の作家はまったく珍しくありませんが、
僕が始めたころはまだマンガ家は上京して・・・というイメージが強くありました。
でも僕は、「“東京に暮らして編集者と直接顔を合わせないと仕事はできない”なんてナンセンス、
今はいくらでも文明の利器があるじゃないか」とうそぶいていたものです。
事実、困ることはありませんでした。
そういえばデビュー時から現在もずっとお世話になっている有限会社モアの吉田好貢編集長とは
数えてみれば、これまでに3回しか直接お会いしたことはありません。
なんだかすごいですね。
それで、当たり前のように来月また仕事しますし。



ちなみに、「しゃべる僕」より「書かれた僕」の方が人格的に優れていると感じます。
いちばん大したことがないのが間違いなく「生身の僕」w


〈7月6日 Twitterを体験中なう。〉

1週間ほど前からTwitterを始めてみました。
@tanakayutak

好奇心と、少しはこういうことも体験&勉強しておいた方がいいのかも、という気持ちから、
思い切ってアカウントを取りました。
現在のところまだ、おっかなびっくりで、自分に向いているかいないかもわからない段階です。
(向いていなかったら静かに辞めます(^^;))

マンガを描きながら思うこと、考えることのあれこれを、自分なりにつぶやいてみたいと思います。
読者の皆様には何かの楽しみの一つにでもなっていただければ幸いです。

ご返事は期待しないで、のんびりと見守っていただけるとうれしいです。

このホームページの日記よりも「ネタバレ的内容」が強くなることになると思います。
お嫌な方は、申し訳ありません。どうぞお気をつけください。

どうぞよろしくお願いいたします。


〈7月4日 韓国ソウルの「ミミア姫」〉

http://blog.naver.com/cozzle/80110491415
感激です!COMICCOZZLE 様ありがとうございます!
この御店先の写真は、自分の中で「海外版」が出るということの意味を違う次元のものにします。
韓国の読者が自分の作品を手に取って読むんだということを改めて実感します。

「ミミア姫」の外国語版には現在、台湾版(中国語版)と韓国語版があります。

「ミミア姫」を描きながら僕は「歴史」というものに何度も想いを馳せました。
異なる歴史を持つ読者の方に読んでいただけることは、
この作品の作者として身が引き締まると同時に、大きな喜びです。



韓国の読者のみなさま、どうぞよろしくお願いいたします。
読んでいただいて大変うれしいです。
第3巻、現在がんばって描いています。  


〈6月27日 「宇宙ショーへようこそ」を観てきました。〉

「宇宙ショーへようこそ」を観てきました。
待ち焦がれていた舛成孝二監督の最新作。

期待を大きく上回る素敵な映画でした。
作り手たちの愛情が隅々まで満ちて、溢れて、溢れ出してくるような
たまらなく豊かであたたかい、胸躍るアニメーション。


〈6月23日 ポストプロダクション。〉

「ミミア姫」最終巻、本日より紙原稿作業から
パソコンによるポストプロダクション的作業がメインになります。


〈6月18日 「ミミア姫」紙原稿作業も大詰め。〉

昨日より再び「ミミア姫」の作業に戻りました。
キャラクターたちのラストコマが続いています。


〈6月17日 携帯コミック アップ〉

今朝、携帯コミック16ページ作品、アップしました。

ディスプレイで表示される状態を完成品とする原稿の作り方のノウハウが
少しずつ上手くなっていってると思います。
紙ではなかなか上手く出にくいPCならではの効果を
心配せずに存分に試せるのも面白いです。
一作毎にいろいろ工夫するするのがかなり新鮮で楽しいです。


〈6月9日 今日から携帯コミック。〉

「ミミア姫」の作業を一旦中断して、
今日からは携帯コミック用の原稿作業に入ります。



Hマンガはいいです。
原点に戻れます。
何を大切にして仕事をすればいいのか、
優先順位が明確になります。

読者を喜ばせたい。
世界を愛したい。

僕はこの仕事が好きです。


〈6月18日 「ミミア姫」紙原稿作業も大詰め。〉

昨日より再び「ミミア姫」の作業に戻りました。


〈6月17日 携帯コミック アップ〉

今朝、携帯コミック16ページ作品、アップしました。


〈6月9日 今日から携帯コミック。〉

「ミミア姫」の作業を一旦中断して、
今日からは携帯コミック用の原稿作業に入ります。


〈6月3日 500ページさらにオーバー。〉

「ミミア姫」第3巻は
500ページをさらに大きく超えるものになりそうです。

第1巻が180ページ 、第2巻が 176ページ ですから
3冊分かそれ以上のボリュームということです。

「愛蔵版」等の再出版ではなく「新作」でこのボリュームは、
かなり特例的なイレギュラーなものということです。


〈6月2日 発売日に向けて。〉

今日、「ミミア姫」第3巻の発売日の目標が設定されました。
その瞬間から、この単行本作業は
「いつか必ず(できるだけ早く)」から非常に具体的な仕事に変わりました。

締め切り日も設定されました。
楽勝なスケジュールとは間違っても言えないものですが
数年越しのゴールがついに眼に見えるものになったので、
気持ちは明るいです。

描き上げる。

熱い夏になりそうです。
ファイト!


〈5月31日 「最終章」作画入り。〉

本日より「ミミア姫」最終巻の作業は「最終章」の作画(紙原稿)工程に入りました。



絵コンテ計算では「最終章」での新規作画が必要なページは35ページ。
PCでの映画で言えばポストプロダクション的作業は
まだ数百ページ(怖いのでまだ正確に数えていません)残っているので
楽観はまだまだできませんが、
とにかく毎日少しずつ完成ににじり寄って行っています。


〈5月30日 まるで秋。〉

今日の大阪はまるで「秋」のような気温。
涼しい。
空の色も透き通るような青空。
思わず、「過ごしやすくなったね」と挨拶しそうになりました。



「ミミア姫」の紙原稿制作作業、
終盤に入ってちょっとスピードが鈍り足踏み気味。
再度、集中しなおします。


〈5月28日 iPad発売。〉

今朝、日本でもiPadが発売されましたね。
僕は未だに携帯電話すらを持っていないので、
自分がiPadwo手にするのはだいぶ先のことになると思いますが、
iPadがさらに加速させるだろう電子書籍にはすごく興味があります。

今後は否応なく自分の仕事の中でも
電子書籍の割合はどんどん大きくなっていくと予感します。

不安ももちろんありますが
ワクワクのほうが大きいです。

日本のマンガは紙の書籍の形でのノウハウには極めて高度な蓄積があります。
(職業作家になるために僕も一生懸命勉強して身につけてきました)
でも、電子書籍のためのテーマやノウハウはまだ完成させてはいません。
きっと世界でまだ誰も作り上げていないでしょう。
ひょっとしたら、まったく新しい表現ができるかもしれない。

そう考えると、
胸が高鳴ります。


〈5月25日 「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」ver.2・22届きました。〉

「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」ver.2・22がAmazonから届きました。
去年、映画館には2度観に行きました。

早速、我が家のTVで観はじめて。
おや?なんか、あっちこっち違う?
修正や追加シーンがあることはもちろん知っていましたが、
記憶にあるものとはかなり印象が違うような。

気になってネットで調べてみれば
「1000カ所以上の修正」ということでびっくりしました。
すごい。
相変わらず、過剰さは「エヴァンゲリオン」の身上みたいですね。



「私は死んでも代わりはいるもの」に対して、
きっぱりと「違う!」叫んでくれた瞬間の、
ガツンと胸を強く打ちつけられるような感動は、
最初のTVシリーズからずっと観続けていて、
「エヴァンゲリオン」の物語が身体に染み込んでしまっている
からこその涙ですね。

10年以上越しで「違う!」と言ったんだ。


〈5月17日 夜明けが好きです〉

夜明けが好きです。

できるだけ朝に仕事をするようにしています。
眼が覚めた直後が、一番コンディションがいいですね。
気持ちも頭もクリア、集中できます。
毎日、3時か4時にごろに起きて
このコンディションを逃したくないで洗面もそこそこにダッシュで机に向かいます。
眠りに着く前に用意しておいたコーヒーを一口飲んで。
集中、集中。

静かでいいです。

仕事がそろそろキツくなってきたところへ、
救いのように朝が来るのがとてもいいです。

窓の向こうのビルがばら色に燃え上がるのがいい。



特に長丁場の仕事に取り組む時は
生活を朝方にした方が効率が良いことを
「愛人 [AI-REN]」の単行本作業の時に学習しました。

マンガ家と言えば徹夜仕事が定番イメージみたいですが
僕の知っているところでは、
スケージュール管理を覚える意味でも
若手の作家に徹夜仕事をしないように指導する
編集者もあるようです。
職業作家にとって毎日毎日長時間マンガを描くことは「日常」ですから、
日常」として機能する生活を作ることが大事なのですね。


5月15日 〈「ミミア姫」韓国語版。)

「ミミア姫」の韓国語版が発売されました。

韓国語版「ミミア姫」第1巻

カバーデザイン、
韓国語は一言も読めませんが、
オリジナルを尊重した上で大変な繊細にデザインされています。
うれしくなります。
ロゴのところ、これできっと「ミミア」と読むのでしょうね。
ハングル文字が日本語版、中国語版とはまた違った味わいがあって、すごくいい感じです。
カッコいい。

韓国の読者の皆様どうぞよろしくお願いいたします。
作品がどういう風に受け取ってもらえるか楽しみです。

「特別愛蔵版 愛人 [AI-REN]」のオビにコメントを寄せてくださった
ソウルの漫画専門店COMICCOZZLEの野田真人さんからメールをいただきました。
ありがたいです。
海の向こうに書店さんと読者がいらっしゃることを感じます。
韓国の読者にも喜んでもらえる作品を描きたい!
という想いが強く具体的なものになります。

韓国にはまだ一度も行ったことがないので
いつか訪れてみたいです。


5月14日 〈実況中継、感動的。〉

「good!アフタヌーン」の企画、
石川雅之先生の作画実況中継、連日見ています。
ものすごく勉強になります。
淡々としたタフな集中力、持続力に唸りました。

僕は先生も漫画仲間もまったくいないままでマンガ家になって、
自分でもスタジオを組んだりしなかったから、
自分意外の人が漫画を描いているところが今でもとても新鮮です。

以前からマンガのメイキングを見るのが非常に好きです。
今回の企画、何日も続くwebでの実況中継というところがすごいです。
モブの人物一体一体、背景のタッチ、
息を詰めるように少しずつ少しずつ描き込まれていく様が圧倒的。
毎日長時間続く淡々とした作業の地味な地味な積み重ねで
マンガができていることが、強烈に伝わってきます。
非常に感動的です。

石川先生には素晴らしいものを拝見させていただいて本当に感謝です。


5月12日

第20章(※単行本章立て) 新作ページ作業中。

「ミミア姫」を好きだと伝えてくれる読者の皆様ありがとうございます。
心から感謝します。
本当に勇気付けられます。
作品を描くというのは本当に怖いことです。
でもこの章を描きながら改めて思います。
どうしても最後まで描き尽くそう。
どこまで近づけるのかはわからないけれど。
自分の良心にのみ従いベストを尽くします。


5月9日 〈後の楽しみに。〉

村上春樹さんの「1Q84」BOOK3はすでに確保してあります。
でも、読み始めるときっと自分に言い訳しながら全部読んでしまうことになるでしょうから、
「ミミア姫」が描き上がるまで我慢です。

読者の方が、昨年のエルサレムでのスピーチの英文全文の載った記事を紹介してくれました。
どうもありがとうございます。
改めて読んでみて、言葉を発するということが如何に勇気が必要なことかと、
深いため息がもれる想いがしました。


5月8日 〈残り100ページを切りました。〉

「ミミア姫」第3巻の新規作画ページは現在のコンテでは全体で299ページ。

今日現在、新規の作画の必要な枚数は
新作と合成・加工を合わせて残り95ページ

やった!
二桁に突入。
ついに残り100ページを切りました。

(PCでのポストプロダクション的作業が必要なものを含めると残りは190ページ)

よしッ!!残りあと少し(!)

必ず良い作品にします。


5月7日 〈携帯コミック 絵コンテ〉

携帯コミック用 16ページ作品「真夏の果実(仮)」の絵コンテアップ。
作品プロットは予め用意できていたので、「ミミア姫」の作業の間にさっと上げる心算で臨んだのですが、、
いやはや、やはり、楽な絵コンテはないですね。
何百ページの作品も16ページの読みきりも、難しさの本質はまったく変わりません。
全力で。全力で。余力など何も残さないように。

有限会社モアの吉田編集長と絵コンテ直し。
時間を掛けて細かい台詞などを一つ一つ注意深く修正。
吉田編集長からの指摘点は実に的確。
さすがだと改めて感心。
どんどん磨きがかかっていく!そんな気持ち良さ。
絵コンテ、かなり良いものになりました。


5月6日 〈朝の楽しみ:「ゲゲゲの女房」〉

NHKの朝ドラ「ゲゲゲの女房」、先週今週は特に身に沁みますねえ。

このドラマ、向井理さんの「水木しげる」が何とも素敵ですね。
「マンガ家は黙って描き続けりゃいいんです」
うん!うん!そうだ!

自分ももっとタフになろう。


5月6日 〈朝の楽しみ:「赤毛のアン」〉

関西では今毎朝「赤毛のアン」が再放送中です。
30分間仕事の手を止めて。
「アン」は何度観ても良いですよね。
ため息が出るほど良いです。


4月18日 〈やっぱり売り切れてた。〉

1冊でも残っていたら買って帰るつもりだったのですが。
近所の書店を覗いたら案の定、「1Q84」BOOK3は早々に売り切れていました。
すごいですね。
70万部刷ったとTVのニュースで伝えていたのに、最初の日曜日まで持ちませんでしたね。
・・・おとなしく次の入荷を待ちます。
買うとやっぱり読んでしまうでしょうから。

村上春樹さんは、自分にとって「新作を待って読む」リアルタイムの作家の一人です。
長い読者です。
「ノルウェイの森」の大フィーバーは僕がちょうど学生の頃で、
あの緑と赤の2冊の本が友達じゅうをグルグル廻し読みされました。
「主人公は最後これで良かったんだろうか」とか
「タイトルの意味は」とか
「なんでこんなに死んでしまうんだろう」とか
ああだこうだと熱く語り合ったりしました。
恋愛や人生や文学や・・・。

職業作家になってからは、
1作毎に大胆に新しい挑戦をし自らイノベーションを試みる姿勢と
粘り強い強靭な仕事振りに、深く感銘を受けます。
「1Q84」も貪欲でダイナミックな挑戦ぶりに大いに興奮してBOOK1、BOOK2を読みました。

あ、やっぱり、続き早く読みたいな。


4月17日 〈新しいプリンタ。〉

一昨日、夜、プリンタが急に壊れました。
資料用の写真を印刷しようとしたら、見たことのないエラーメッセージ。
さっきまで元気で何の問題もなかったのに。
調べてみると、「もう買い換えたほうがよい」タイプの故障みたいです。
修理を頼めばウン万円コース。
かなり使い倒したので、致し方なしと思いましょう。
「愛人 [AI-REN]」の第5巻も「愛しのかな」も「もと子先生の恋人」も全部これでやったんだっけ。
ご苦労様でした、よく働いてくれました。

先刻、ようやく新しいプリンタのセッティングが完了し無事試運転に成功しました。
このプリンタの初仕事は「ミミア姫」第3巻。
よろしく。


4月2日 〈PC不調→OS再インストール。〉

PCトラブルで結局OSを再インストール。
PC環境復旧に丸2日掛かりとなりました。
ペースを守ることが大事と言った矢先に。
PCを使っている以上こういう事態が起こるのは
避けては通れないことなんでしょうが。

PCの不調って、何とも遣り切れない独特の憂鬱感がありますね。


3月30日 〈ミミアマラソン。〉

「第3巻原稿制作マラソン」です。
まだスタートしたばかり。

長丁場です。
「ペースを守ること」が、多分いちばん重要になると思います。

3ヶ月近く集中してずっと絵コンテを描いていて、
原稿作業はしばらく振りなのでギアがひどく重い感覚です。

先ばかり見ると残りの量の多さに気が遠くなりそうになるので、
自分の足元を、
とにかく目の前の原稿を。
どう焦ってみたところで1日に進むことのできる量は決まっていますから。
1コマ1コマ、1枚1枚。

先は長いです。でもゴールがあることはもうわかっています。
必ずいい本になります。


3月25日 〈頭の中。〉

雨降りの中、朝から、初めて「人間ドック」を受けました。
特にびっくりするような悪いところは、さいわい見つかりませんでした。

頭の中を輪切りにして写真を撮るMRIも初体験しました。
撮影の時結構轟音がするのが意外でした。
撮影中じっとして動いてはいけないのが思いの外しんどかったです。
うっかり唾をゴクリと飲み込んだりすると頭の位置がズレてしまうということなので。
検査後の健康指導の時に、
撮影されたものをモニターで見せてもらいました。
自分の頭が輪切りになって、脳の血管が3次元で表示されて。
自分の脳の姿を初めて見ました。
ちょっと感動。

第14章 闇祭(1)の新作パート作業。


3月24日 〈「ミミア姫」第3巻の絵コンテが描き上がりました。〉

今朝早く、「ミミア姫」最終章の絵コンテが描き上がりました。

「ミミア姫」第3巻は今のところ
第1巻、第2巻を合わせたよりもぶ厚い
およそ500ページほどのボリュームになりそうです。

自分が一度完成させた雑誌版を足場として
もう一度「ミミア姫」という作品と徹底的に向き合い
より深い作品の本当の姿を求めました。



雑誌版の原稿が元になりますが、
ネーム等も含めてほぼ全ページに何らのかの手が入ります。

現在はおよそ3分の1弱ほどの原稿は完成しています。

今から取り掛かる新作画ページは、ごく簡単な作業のものも含めると
残りおよそ百数十ページの作業量になりそうです。

今日から、すぐに作画に入ります。



長い間、この日記も更新せずにいました。
ご心配してくださるメールも頂戴しました。
ご心配をお掛けしてどうもすみませんでした。

お気に掛けてくださってありがとうございます。
励まされました。



待っていてくださって、ありがとうございます。
良い作品をお届けできるよう、全力を尽くします。
楽しみにしていてください。


1月30日 〈COMIC ZIN秋葉原店にイラスト入りサイン本。〉

「ミミア姫」と「愛しのかな」と「もと子先生の恋人」の
それぞれの店頭販売用の単行本に
イラストとサインを描かせていただきました。
(※どれか1冊だけに、カバーを外すとさらにもう一体「かな」がフフフと潜んでいるのがあります)


1月1日 〈謹賀新年〉

新年あけましておめでとうございます。

読者の皆様の今年のご健康と幸せを祈ります。
少しでも良い作品を描けるよう
一生懸命がんばります。


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