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子宮頸部びらん
子宮頸部の単純びらんは、子宮頸管の円柱上皮が外側にせりだしてきたためただれのように見える部分を言います。症状がない場合はびらんの治療の必要はありません。しかし、膣部のびらんが多量の膣分泌物や性器出血の原因となっていることはよくあります。また、びらんがある場合、膣炎は、一旦良くなってもまた再発を繰り返します。このような感染を何度も繰り返すことで将来的にその部位の癌の発生が助長される可能性もあります。
びらんの治療
膣分泌物の量を減らし、かつ癌の予防の意味からも膣部びらんを治療することは望ましいことにでしょう。そのためのびらんの治療ですが、くすりでは治ることはありません。一旦、びらん組織を破壊し、新たに組織を修復させることが唯一の治療となります。その組織の破壊方法としては、薬物焼灼、電気焼灼、冷凍凝固、円錐切除などがありますが、外来で手術が可能で、再発の可能性の少ない高周波凝固法が最も適していると考えています。
高周波凝固法
高周波にて組織を100℃の温度で蛋白凝固します。治療は10分以内に終わります。また、手術の痛みは生理痛程度で麻酔の必要はありません。
新たな組織が形成されるまで4-6週間の経過観察が必要です。壊死組織が膣より排出されるためこの間は却って分泌物が増えたり、悪臭がありますが、完全に治癒すると帯下量は3分の1以下になります。治癒するまでは1週間に1回程度の通院が必要です。
性生活は許可がでるまでできません(4-6週間ぐらい)
治療前
治療6週間後

分泌物が多かったり、接触出血でお悩みの方はご相談ください
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