はじめに


  本市の消防は、昭和23年に地域に密着した自治体消防として発足以来、社会情勢の
急速な変化に機敏に対応しつつ、地域社会の安全確保のために、組織、施設、装備など
の充実・強化に不断の努力を積み重ね、着実に発展を遂げてまいりました。
  昨今では、火災、救急、救助活動の他、新たなる危機として対策が求められている
放射性物質や毒物・化学剤によるテロ災害、近い将来に起きると考えられている東
南海・南海地震などの災害に備え、市内7カ所の消防出張所に「特殊災害対策専門班」
を設置しますとともに、応急対策を中心とした防災を担う行政機関として、災害にかかる
さまざまな危険要因から市民生活の安心・安全を確保するため、今後、さらに消防拠点の
再配備や消防水利などの防災基盤の整備に努め、市民需要や時代の要請に確実に応
えていける消防力の確保と救急救命体制の強化など、豊中市にふさわしい市民サービス
を提供できるよう努めてまいります。
  また、住宅防火対策や防火対象物の違反処理体制を強化させ、火災予防体制の充実
を図るとともに、市民及び事業者との協働により、初期消火や応急手当、避難・救護に
係る自主救護能力の大幅な向上を図り、「救命力世界一宣言」をゆるぎないものとする
ための取り組みを進めつつ、災害に強いまちづくりを推進してまいりたいと考えております。
  私ども豊中市消防職員407名(再任用職員含む)と豊中市消防団員564名は、常に一
体の組織として、火災をはじめ、あらゆる災害に対処し、39万豊中市民の生命、身体及び
財産の保護に努めてまいりますので、引き続き市民の皆様並びに関係各位のご支援とご
協力をお願いいたします。
  この年報は、本市における消防防災活動の概要をとりまとめたものです。
  参考資料として広くご活用いただければ幸いです。
平成23年4月
                                     豊 中 市 消 防 長


目次へ
トップページへ戻る