
昭和50年春。
音楽の好きな職員が集まって音楽クラブが結成され
消防音楽隊設立の準備が始まりました。
その翌年、
豊中中央ライオンズクラブから
演奏に必要な楽器一式と制服を寄贈していただき
昭和52年4月1日
『豊中市消防音楽隊』
として正式に発足する事になりました。
音楽が好きだとは言え、
演奏に関してはほとんど初心者ばかり。
楽器の名前や持ち方すら分からない
そんな手さぐりのスタートでした。
わずかな知識を頼りに
取りあえず自分の楽器を選んだものの
どうやって吹けばどんな音が出るのか
悪戦苦闘の練習が始まりました。
自分の楽器にも
ようやく慣れ楽譜も読めるようになった頃
全員で一つの曲を演奏しようと
選ばれた曲は『君が代』でした。
今までに何度となく聞いた事のある曲
歌うのだけなら何の問題もない曲を
全員でテンポと音程を合わせながら楽器で
演奏する事がこれほど難しいとは
誰も思ってもいませんでした。
練習の成果が上がり演奏できる曲も少しずつ増え
豊中市の行事にも参加するようになり
昭和55年にはドリル演奏に初挑戦!
伊丹陸上自衛隊、中部方面音楽隊に
指導を仰ぎました。
演歌・歌謡曲・アニメの曲と
次第にレパートリーも増え
演奏活動も室内演奏から野外演奏
パレードへと幅広くなり
市民の皆さんへの知名度も上がり
出演回数もグングン伸びていきました。
1997年からは
【女性消防団員】が音楽隊に参加するようになり、
ボリュームも演奏の出来も一段と
グレードアップしました。
豊中市内のあちこちで音楽隊を
見かけた事があると思います。
『なぜ、消防士さんが音楽を?』と
不思議に思っておられる方も多いことでしょう。
私達音楽隊は演奏をする事によって
市民の皆さんに興味をもって
足を止め、集まり、
注意をかたむけていただく中で
予防広報を行い、
皆さんに『消防』に親しみを持っていただき、
心の中に
【火災を起こさないように
気を付けよう!】
という気持ちを常に意識していただくこと!
すなわち『火災予防』を目的として
活動を行っています。