第8回オフ会報告 平成20年3月29日京都
参加者6名は更年期後期だったのでテーマは体調維持が主となる。
花粉の時期の予防には、1月下旬、耳鼻科での早めの投薬がよい。症状がかなり緩和される。
耳鼻科にかかった話から、怖い医師と丁寧な医師、どちらがいい医者かという話になったが
診断がきちんとできて、必要な治療は患者がめんどくさがっても受けるようにはっきりという医師がよいという話になった。
当たり前ではあるが、更年期欝で気がなえているときに怖い医師にかかるのはやっぱり二の足を踏む。
参加者の中に、骨粗鬆の講演会に出席されて話を聞かれてきたのでその話を聞かせてもらった。
骨量は遺伝的に丈夫な人もいる。黒人に骨粗鬆はなく白人、黄色人種にみられる。
また骨量が高い人の食生活は、砂糖の使用が少なく小魚などのカルシュウムをしっかりとっている。
青みの魚などは酢で下煮をしてから酒みりんしょうゆで炊くと、骨が柔らかくなって小魚は骨ごと食べたりできる。
削り節の粉を食卓においておいていろいろかけたりするのもよい。
こんぶやのりなどのミネラルもカルシュウムの吸収を助ける。
青み魚の炊き方 2番出しの昆布でよいのでなべに敷く。いわし、さばを並べ酢をかぶるくらいいれる。
炊いて酢がなくなったら調味料(酒、砂糖、しょうゆ、みりん)としょうがを入れて炊き
汁気がなくなったら粉かつおをまぶす。
酢は体にいいので、ご飯を炊くとき入れる。(夏はこれでご飯の傷みを遅くできる)
次にストレッチの効果について
体のあらゆる筋を伸ばすことは若々しさにつながる。
女優の浅丘ルリ子の体が大変柔らかいのに驚いた。細くてヘビースモーカーなのに舞台ができるのは
やはりストレッチなどの毎日の積み重ねがあるからだろう。
ただしやりすぎるとよくないので、自分の体の限界を超えないようにする。
無理をすると、ハイキングなどで足の親指軟骨の骨折になったりする。
更年期の症状をコントロールできて、長寿社会をどう生きるかがテーマとなった。
人は社会的生物であることは避けられない。にもかかわらず間違った個人主義が幅を利かせるようになってしまっている。
たとえば自治会に入らない。自治会費が惜しいのではなく自分の利益にならないことにかかわりたくない風潮がある。
しかし孤島にでも住まない限り、人は地域社会とかかわらざるを得ないことを個人主義のひとは認識すべきだ。
特にお世話になってないから自治会に入らないと主張する人は
自治会費で支払われている防犯灯の恩恵にあずかっていることをどう説明するのか。
いまどきのモンスターペアレントの出現は間違った個人主義を野放しにしてきたため。
こういう社会を正しい方向に戻すボランティアをするのも更年期以降人間の仕事のひとつだろう。
自分のテーマを生きがいが見つかったとして必要なのは体力。
やはりまだエストロゲン補給の必要性を感じる。
老化を遅らせるというより病気の予防と考える。
認知症や加齢黄斑変性症(目の病気)などはエストロゲンでの予防がいわれている。
毎日の食事からバランスよく栄養が取れれば一番よいけれどサプリメントもうまく使えばよい。
更年期世代の女性によいと思われるサプリ。
ビタミンB、C、D、E、カルシウム、コラーゲンなど。
自分に必要なものを補給すればいい。
参加者の体験から、ビタミンEで紫外線アレルギーが治ってきた。梅干を毎日食べてたら花粉症が治ってきた。
寒天パパを毎日食べてたら1ヶ月で総コレステロールの値が20さがった。
次回第9回オフ会は11月の予定ですが、横浜で日本更年期医学会が15(土)16(日)とあります。
その学会に参加希望の人がおられますので、大阪でのオフ会はその後の28日(金)あたりを予定しています。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
平成19年11月 更年期医学会の報告 むーす 2007/11/27(Tue) 10:29 No.1780
初日、『更年期うつーその総合的理解と、臨床応用」東京女子医大の精神医学の坂元薫教授が講演されました、
うつ病かなと感じて最初に受診するのは、内科が、64.7%
次は産婦人科9.5%、心療内科と精神科をあわせて9.4%で、心療内科を覗いても精神科の受診は少ないとのこと、
それでうつ病が見逃されていると言われました、
更年期鬱という医学的名称もなく本当の鬱が隠れてるとも、なぜ『産後うつ」というのはあって、
更年期うつはないのか?患者としては??ってところでした、更年期うつは病気の種類ではないのでしょうか?
本鬱の場合と更年期鬱の違いも示唆されました、
欝の場合、
ほとんど毎日、気分が憂鬱でしかたがない毎日何をやってもつまらない、
毎日食欲がない。毎日疲れる。どうしょうもない人間だ、悪い人間だ
毎日死んだ方がらくだと思う
更年期鬱の場合は
血管運動障害が伴う(ほてり、のぼせ、冷え性、心悸亢進)
心理社会的要因(離婚、子供の巣立ち、介護など)
それと内分泌的変動だそうです
お薬のことも触れてました、デパスは作用の時間が短いので多量に服用すると依存性があるとのこと、
使うなら、メイラックス、ドクマチール
ドクマチールは50代〜60代の方に効果ありとのことでした
その後質問などと言われた時、小山嵩夫先生とメノポーズの三羽さんが
意見を言われていました、
精神科に受診されている患者さんも多く、先日くりこさんも書かれていたように薬と僅かなカウンセリングとで、
ちっとも改善しない患者にたいして更年期を示唆するような精神科医、他の科の医師も少ないと言うこと、
患者に向き合ってくれている産婦人科医も多いとおっしゃっていました、
もっと他科の医師にも更年期を勉強してほしいとも言われていたことに思わずうなづいてしまいました、
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
Re: 更年期医学会の報告 kuriko 2007/11/27(Tue) 22:10 No.1783-1
むーすさん、早速の報告ありがとうございます。
むーすさんが上の講演を聴いている頃、わたしは「閉経後女性の血圧、
脂質、血糖管理」東京医科大学内科学の小田原雅人教授の教育講演を聴いていました。
女性はエストロゲン(女性ホルモン)のおかげで冠動脈疾患の発症は男性より8〜10年遅れます。
しかし閉経によってエストロゲンが減少することで血圧、脂質、血糖に関しての疾病が20〜50%上昇します。
糖尿病を発症した場合、男性の冠動脈疾患発症は健常者の2倍ですが
女性は4倍となってしまいます。
糖尿病があると15年早死にするというカナダの調査もあります。
閉経後のリスクを減らすために、食事、禁煙、運動をすることで心筋梗塞は半分以下にすることができます。
閉経後の女性は男性と同じように血圧、脂質、血糖管理をしなければなりません。
食事指導とともに、運動を積極的にとりいれて脂肪を筋肉にすると
発症率を50%ぐらい下げられる場合もあります。
禁煙し、魚以外の油の摂取を控え、運動を継続してやり体内脂肪を筋肉に変えておくことが健康で長生きの基本です。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
Re: 更年期医学会の報告 むーす 2007/12/05(Wed) 13:33 No.1794-4
17日、イブニングセミナーの報告です
「女性と尿路症状ー過活動膀胱への理解と対応」
三井記念病院産婦人科 中田真木先生の講演でした
尿漏れなどは固有の疾患単位ではなく、下部尿路、支配神経、尿路周囲環境などの故障によって表に現れる
下部尿路症状です。
仕事や、日常生活に不自由を感じてる人は少なくない、
尿意切迫はごくありふれた蓄尿症状でたとえば、
急に強い尿意がおこり、排尿しないではいられない、
あるいは、トイレに行く回数が増える、等の愁訴は尿意切迫である
最近これらのことを、『過活動膀胱」と言われている
更年期治療に通じて女性の骨盤底排尿診療においての産婦人科の占める割合が多くなってきている
産婦人科による尿漏れ検査は、次の通りです、
骨盤底筋検査、残尿チェック、沈尿(にごりがないか)、神経機能障害
下部尿路の変形、経膣・経会陰超音波検査、などです、
これらの検査をし、異常があれば治療、又は、泌尿器科への紹介になるようです、
治療としては主に抗コリン薬(ベシケアなど)による抑制と、排尿習慣の矯正、
一部では電気刺激療法、骨盤底訓練(体操)なども試されている。
過活動膀胱の症状
トイレが近い、 日中8回以上、夜間1回以上 我慢できずにもれる
腹圧性尿失禁の症状
くしゃみや咳をした時にもれる 重いものを持った時 坂道を下った時、長く座って立ち上がったとき
肥満
心因的尿疾患
緊張して何度も行きたくなる 不安、ストレスなども原因
そういった症状の方が気をつけること
困ってるのは自分だけと思い込まない 体を冷やさない 水分の取りすぎに気をつける
便秘に気をつけ肥満があれば改善する
ビール等のアルコール、コーヒーやお茶などのカフェイン類、刺激の強い食べ物を控える
早めに医師に相談だそうです、
18日
一般講演 「中年軽うつ女性へのメイク・アプローチ」
「リハビリメイクが更年期障害に及ぼす影響」
資生堂、ビューティーソリューション開発センター 瓦恵子さん、
REIKO KAZUKI 岩淵由香 その他
どちらも良く似た内容でしたが、女性は何歳になっても美を意識し美しくなることによって、
心も若く明るくなるようです、
何度かメイクをすると表情も華やかに、コンプレックスを感じていた
しみ、あざ、手術痕などへの思いが薄れ、ありのままの自分を受け入れつつ、精神的にも落ち着いてくるようです、
先に報告した精神科医も言われてましたが、「恋」をするのが一番だとか、
でも中々そういったことは難しいですよね、でも憧れを持ったりする気持ちが大切なのかもしれませんね
--------------------------------------------------------------------------------
Re: 更年期医学会の報告 kuriko 2007/12/05(Wed) 23:21 No.1796-5
11月17日(土)
朝9時から、1時間〜2時間ごとに同時に1〜4つの会場でそれぞれ発表があり
各自自分の興味のある会場に出席できます。
むーすさんと手分けして出席したものはむーすさんが詳しく報告されてます。
二人一緒に出席したものは、こちらに一緒に書いています。
9時、「骨代謝」
(町田市民病院産婦人科 吉川由利子)
閉経後女性は20〜25%低下する。骨量測定で婦人科を受診するのは50代
整形外科では60代が主であり、重篤な場合が多い。
更年期世代の骨量測定で骨粗しょう症の早期発見や早期治療、
予防のための指導(生活習慣、食事指導)などができる。
婦人科受診時の重要性が再認識される。
10時、「閉経後女性の血圧、脂質、血糖管理」
(東京医科大学内科学第3講座主任教授 小田原雅人)
(これは10月27に掲示板で報告してます)
11時、「Japan Nurses Health Study報告」座長麻生武(東京医科歯科大名誉教授)
日本においても信頼の置ける統計の必要性から日本看護協会の協力によって
2001年から2年毎の統計がだされています。
2007年3月までに47都道府県の女性看護師49914人が参加。
このような積み重ねがあれば、2002年、アメリカのWHIの報告で
HRTによる乳がんの発症の危険という報告などにも日本人の場合はどうかというデータがあれば
マスコミのセンセーショナルな取り上げ方に対しても冷静に対応できる。
12時、「新しいHRTのかたちー肌から吸収されるエストロゲン・ゲル剤」
(九州中央病院副院長 野崎雅弘)
エストロゲンの錠剤、貼付薬に変わる肌に塗るタイプのもので保険適用が発売されました。
肌の弱い人、薬を使っているのがわかる(貼り薬)のがいやな人、量の調節をもっと細かくしたい人に朗報です。
エストロゲン・ゲル剤ディビゲルR。
2時、「サイエンスとしての漢方療法」
(慶応大学医学部漢方医学講座淳教授 渡辺賢治)
内科でありながら、更年期を特に病気とせず、個人個人の症状にあった漢方を処方している。
つまり漢方は個人差を重んじるため、同じ症状の更年期障害でもその人の体質に合った薬を処方する。
漢方は複合生薬であり、品質の安定したものを使用するのが望ましい。
漢方は効き目が遅いと言われるが10分ぐらいで利き始めるものもあり
漢方薬をうまく利用すれば西洋薬の副作用を和らげる働きをしたり
免疫力をあげる働きもしていると思われる。
ただし肝機能のチエックは忘れないようにすること。
3時、「更年期医療」
更年期医療を知る機会がまだまだ少ないのではないかという観点から
(ベルクリニック、小林三津子)
人間ドックでレディース専科をもうけている。骨粗鬆症、マンモグラフィー、動脈硬化、血栓検査、心電図など。
(兵庫県立塚口病院、産婦人科千々和真理)
女性外来を設けているが、更年期障害の症状が閉経期の前後にも見られるけれど
女性のほうに更年期という自覚がない。
更年期女性における症状の受診実態調査について
(NPO法人 メノポーズを考える会 三羽良恵ほか)
受診の動機、肩こり、関節症、疲労、うつ気分の順。
半数は婦人科を受診するが、後の半数は症状の専門医を受診している。
他科で受診した場合、更年期症状と知らされずドクターショッピングを繰り返す人も多い。
婦人科で受診していても、治療があわないと考えて変わる人もいる。
女性自身が更年期情報を収集し、自分にあった治療法を選択する必要があり
医療機関も女性に更年期との視点を提案することが望まれる。
4時、「更年期医療における生活習慣指導の重要性」
(東京医科歯科大学医学部付属病院周産・女性診療科所属 管理栄養士・健康運動指導士秋吉美穂子)
更年期を境に高脂血症、高血圧症、糖尿病、骨粗鬆症といった生活習慣病のリスクが
急激に高まる。
受診者のQLOを良くするというモチベーションをあげることが必要であり
現在自分の属している病院で無料で行っている健康、栄養カウンセリングを
情報の有料化(3000円程度)にすることで広く他の施設でもとりいれられるようにすれば
更年期は老年に向けて生活習慣病の一時予防と悪化防止のための
大きなチャンスといえる。
6時、「日本の更年期医療を発展させるために」
(京都大学副学長 西村収蔵)
患者の受診率世界一、、、ということは医師とのコミュニケーション時間は
一番短い。いわゆる3分診療。コミュニケーションが必要な更年期医療の問題点。
そして今の日本の保険制度は予防に対価を認めないため、医療側は対処療法(保険治療として認められる)に力を入れる。
(東京都立病院 女性専用外来担当看護長 河端恵美子)
更年期うつを精神科なら取れる点数が内科ではとれない。
決まりきった問診なら看護師が診察を待つ間に聞き取りができるがこれも保険点数が取れない。
医師の負担を減らし、患者の待ち時間を減らし、診断がしやすくなるとわかっていても
収入に結びつかないので、医師は患者から症状を聞きカルテに羅列して対症療法の投薬をしておしまいとする。
【ここで病名を羅列したカルテが映し出されていましたが、わたしは病名に目が釘付けとなりました。
重症筋無力症の疑いという病名でした。そのカルテには更年期という病名も確かついていました。
私が更年期症状がひどかったとき、24センチの鉄のフライパンが持ち上がらなかったし
ステンレスのおなべも重くて持てず、全部軽いアルミなべに変えていました。食事のしたくはつらかったけれど
これは更年期の症状なのだと知っていたので、治るはずと希望がありました。そしてHRT(わたしはERT)で筋肉の症状も
確かに軽減したのです。薬が切れれば症状は戻りましたが。
症状を聞いてたったと病名をつければ薬はいくらでも出せるでしょう。しかしそういう難しい病名をつけられた人の
気持ちはどうだったのかと思わずにいられません。
病名はこうつけたけれど更年期症状による筋力低下という診断をきかせてもらえてたらいいのですが。】
(小山嵩夫クリニック 小山嵩夫)
更年期障害の臨床が普及しない理由を臨床医の立場から解説。
不定愁訴が多く時間がとられ、聞き取りに対する保険点数がない。経営が成立しない。
更年期医療を採算にのせようとすれば自由診療にならざるをえなかった。
受診女性は自分のQLOに関心のある、経済的に余裕のある人に限られてしまう。
女性が自分のQLOをあきらめなくていいように保険診療の点数の改正(慢性疾患料として認める)
あるいは内科、婦人科でも精神科と同じように聞き取りに点数が出るように学会でも働きかけてほしい。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
更年期学会報告2日目 kuriko 2007/12/17(Mon) 01:39 No.1802
11月18日
9時 ホルモン療法 乳がん
(慶進会慶宮医院 宮地清光)
内科医として更年期症状の患者を診察する機会が高い。更年期関節症状を
早期関節リュウマチと誤診した経験から更年期症状を的確に捉える必要性を感じた。
リュウマチではなく更年期関節症状としてHRT治療した結果、かなりの改善例を見た。
と同時に、更年期のうつ症状の改善もみられた。
内科医による更年期症状の的確な診断でリュウマチとの誤診をなくせる。
(北海道大学病院婦人科 原洋子)
閉経後女性に対するエストロゲン製剤の減量は、骨代謝、乳腺濃度、子宮内膜への悪影響はないので
エストロゲンの副作用に悩んでのHRT中断を防げる。
(牧田産婦人科医院 牧田和也)
ホルモン療法はいつまで続けるのか、という質問を患者からされた場合
臨床経験から、長くて10年くらいでHRTを中断可能。
(ただし、QOLのために継続するのは患者の意思であり、医師が決めるものではない。)
(草津総合病院 卜部諭)
子宮筋腫は閉経による筋腫の縮小を予想し、かなりひどい症状でも開腹手術をせずに我慢する女性が多かったが
腹腔鏡による子宮全摘手術の導入とその後のHRTの受け入れもよいので
我慢できない子宮筋腫は更年期でも我慢せずに手術を勧める。
臨床的に、子宮筋腫のある女性は閉経も遅い。(複数の医師の感想)
(聖マリアンナ医科大学産婦人科教室 新橋成直子)
近年乳がん罹患率が増加しており、女性のがん死亡率でも乳がんの死亡率は第1位である。
更年期外来には、ほてりや疲労、不眠抑うつ、関節痛などでの受診であるが
更年期外来は乳がん好発年齢の女性を診察する機会でもあるのでマンモグラフィーによる乳がん検査の有用性が
あることを検証した。
10時 女性のライフイベントと更年期医療の役割
(東京女子医科大学産婦人科主任教授 太田博明 更年期医学会会長)
世界でも特筆される日本女性の長寿だが、寝たきりにならないための健全老化を目指すべき。
したがって病的老化の予防が大切。
病的老化とは肥満、高血圧、脂質異常、耐糖能異常など血管系と骨粗しょう症などの骨格系の健康を損なうことである。
女性は閉経によって、それまでエストロゲンに守られてきた病的老化が
急に進行を早めることになるので
血管系と骨格系の健康を守ることを目指すべき。
11時 適切な更年期医療は費用と時間が節約できる
(京都大学大学院経済学研究科 西村周三 京大副学長)
更年期患者に対する治療実態のアンケート調査から。
2003年6900億円の骨折医療費がかかっている。
もしHRTを導入していたら2951億円の骨折医療費削減が可能。
婦人科医の不足は経営が成立しない医療行政に問題あり。
厚生労働省の医師供給政策に専門家がいない。
学会は行政に対してももっと進言すべき。
12時 女性ホルモン療法の問題点とその解決法
(草加市立病院副院長 産婦人科 安永洸彦)
がん治療専門医として治療概念が延命治療からその後のQOL(生活の質重視)をこの20年間で感じてきた。
ところがホルモン補充療法は年代によって評価が大きく変わり
療法を受ける人、もしくは受けたいと思う人への指針が定まってこなかった。
1990年代初頭はHRTによる脳卒中死の顕著な減少が報告されるなどもてはやされた。
ところが1998年冠疾患予防に対して疑問が提出され
2002年、WHIの報告でリスクがベネフィットを上回ると報告され
センセーションをよび、HRT熱は急速にさがってしまった。
日本の場合、もともとHRTは少数であり、治療開始に当たって
リスクとベネフィットを十分見極めて開始することが多かったので
2002年の報告によって中止する人は少なかった。
また、その後の検討で2002年の実験が正確さを欠いていることも指摘されている。
それを受けて日本は日本女性の統計を取るという実験が進められている。
その2年ごとの統計結果は死亡率が下がる疾病があることがわかり、
HRTを医師の指導の元ですることでリスクを抑えられ、
更年期以降のQOLを保つことが証明されつつある。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
第7回オフ会報告
平成19年5月20日 11時から3時
参加者 管理人を含めて4名
○ 現在使用しているエストリール2T/毎日、9年目。
飲み薬は肝臓を通すので貼り薬にしたほうがいいのか。
更年期症状として目のまぶしさ
カルシウムを服用
○ エストラダーム貼り薬使用
紫外線アレルギー ひどいとやけどの跡のように残る。
手袋、紫外線よけUV目薬使用
○ フェミエスト2,17mg/週2回 プロベラ2,5mg12〜20日間/月
ストレスのため、収まっていた更年期が再発しHRTを再開。
大変体調が良く食欲亢進し体重増加。
女医はやはり男性医師よりも安心できる。
同じ女性として実感できるのが強み。
○ 男性医師でも話をきちんと聞いてくれる医師は安心できる。
子宮摘出後、何ヶ月後一気に更年期症状が出た。
以後、プレマリン、エストリール、エストラダームと変えてきた。
○ 貼り薬(パッチ)はかぶれるのであきらめている。
同じパッチでもメーカーによってかぶれ具合が違うのでメーカーの違うものを
試してみるとよい。
○ 傷の治し方 生卵の薄皮を傷口に当てると止血し傷そのものも治りが早い。
○ 娘さん、お嫁さんのお産から、 現在は自然分娩が主流
昔のように促進剤などを使うことはなくなった。
にもかかわらず、昔のように会陰切開などしないで産ませる技術を持った助産婦が少ない。
娘のお産を手伝う母親として気になるのは、いい産科と小児科はどこかということ。
自分が婦人科にかかっていると、婦人科の先生から信頼の置ける情報がもらえた。
更年期で婦人科にかかっていてよかったと思った。
娘のお産の時、母親がいかに大変か。体力勝負。
又嫁のお産を都合で見ることになれば、嫁の親と比べられてると言うストレスに
さらされることになる。
更年期の女性にはかなり大変な仕事である。
保育所について、賢く利用することで親も子供も成長できる。
離乳食など、新米母親、新米祖母より経験のある保母さんが教えてくれる。
例えば、野菜を2センチ角の出しこぶだけで炊き、小さいうちに素朴な味をしっかり 覚えさせるとよいなど。
発熱時には、発熱児童用の保育所もある。
保育園も医師もやはり親がしっかり自分で選ぶべき。
○ かかりつけの医師が診察時に様子がおかしいと思えばその後、家に
電話をかけてきてくれたりする。(他の人からいい医師だとうらやましがられる)
そういう風な信頼関係を結べたのはラッキーだったと思う。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
HRTについて医師すら説明してくれなかった時代の時の飢餓感がなくなって
時間を割いて集まろうと言うのは、やはり昔情報がほしくても手に入らなかった頃を
通り抜けてきた人間になるようです。
インターネット検索でかなり情報を集めることができるようになったのは喜ぶべきことでしょう。
11月17,18日に日本更年期医学会出席を考えています。
当学会は開かれた学会を目的としているため、当日参加費を(8000円予定)支払えば
どなたでも参加できます。
東京近郊の方で、最先端の情報を知りたい方がおられましたら
よい機会かと思います。於)大手町サンケイプラザ(^_^)/
第3回京都オフ会報告
日時 平成19年3月22日(木)
場所 三条京阪 ベトナムフロッグ(ベトナム料理)
参加者 6名
食事をしながらでしたのでメモはほとんど取らず、私の記憶と感想と言う報告になります。
気軽なランチオフということで、新しい方が1名参加されました。
昨年子宮筋腫の手術をされたのですが、手術前のインフォームドコンセントは十分されても
手術後は具合が悪くなったら来なさいと言う指示だけであったため
どのような具合の悪さになるのか、どう対処すればいいのか知りたいと希望されての参加です。
そういえば、術後のことまでフォローするきちんとしたマニュアルは昔からなかったような気がします。
30年以上前の私の時と今を比較するのはどうかと思いますが
術後は傷口さえきれいに治ればそれでもう来なくてもいいというのは
今も変わりはないんですね。
手術を受けた病院なりで、ホルモンのことを勉強する機会があればいいのですが。
病院が地域の医療の啓蒙を担うどころの状態ではないのは
3時間待って3分診療と言われる現状では無理なことなんでしょうね。
特に小児科婦人科の勤務医師の疲れやストレスは患者にも伝わってきています。
婦人科の医師が忙しいと言うことは、個人差のある更年期障害症状を
きめこまかく問診して治療する意欲をなくさせるのではないでしょうか。
ひところに比べて、更年期障害の治療が後退してる感がなきにしもあらずです。
それでいまHRTの現状はどうなっているのか、是非知りたいということで
管理人は日本更年期医学会に4月から入会をすることにしました。
資格は特に要りませんので普通の主婦も参加可能です。
入会費4000円、年会費8000円要りますが。
11月には東京で学会があり、入会者は自分の希望する学会発表を聴講できます。
そういう会ならと参加希望を言ってくださる方もあり、11月は東京オフができそうです。
病院の運営の難しさから婦人科が縮小、廃止になってきています。
女性外来と言う目新しい科が創設されているのですが
担当の女医さんが自身のお産のために病院を辞められてしまうという現状があります。
医師になる女子の割合が増加してるとはいえ
家庭生活との両立が難しい小児科、産科婦人科は敬遠される傾向があり
私たちが待望するホルモン療法にに詳しい女医が増えるには、まだまだ先の話のようです。
新しく参加された方の「更年期の症状にどんなものが出てくるか」という質問に対し
各自から色々意見が出ました。
ホットフラッシュ、肩こり、いらいら、抜け毛、関節の痛み、心臓の痛みなど
とにかくその人の弱いところに出てくる感じで
症状をあげれば200はあると言われるくらい多種多様。
だからこそ具合が悪くなったら女性はまず婦人科受診を常識にして欲しい。
そこでホルモンのバランス以外の病気となれば、他の診療科を紹介してもらうのがいい形ではないだろうか。
または更年期に詳しい内科医にかかることをすすめる。
心療内科などもよい。
しかし専門医に先にかかるとよそに紹介することをよしとしない医師もいるので
おっくうがらずに自分の足で相性のいい先生を探した方がよい。
心療内科、神経科などの話が出たところで、更年期の不眠に話が移りました。
2年ほど不眠が続いて薬を飲んでいるをできたらやめられないかと言う相談でした。
それに対してのアドバイスは以下のようでした。
眠れなくても次の日それほど辛くないなら、不眠で困ると言う意識は持たないで
好きなことをする時間が増えたと言うふうにおもうようにしたらどうか。
それと漢方薬などでじっくりと体質を変える治療を試してはどうだろうか。
漢方薬でも保険がきくようになってるので、医師に処方箋を書いてもらえば手軽に手に入る。
そういう意見を聞いて、一度漢方薬を試してみたいということでした。
最後に更年期がほぼ終わって安心していたら、お嫁さんとの同居から又ホルモンのバランスが崩れたと言う話が出ました。
詳しくは書けませんが、出席者の誰もがストレスになるのが納得できる大変な状態でした。
不眠での服薬、生理出血が止らないためホルモン薬による治療をされているとのこと。
ストレスから自律神経が崩れ、それがホルモンバランスの崩れを起こす典型なわけです。
ただしそう言う辛さは男性には理解してもらいにくいし、若いお嫁さんにもわからないことですね。
こういう会で皆さんに話を聞いてもらって、このストレスはけして自分の思い込み等ではなく
身体が悲鳴を上げてることを理解して欲しいということでした。
皆に辛さを聞いてもらい、自分でそのストレスを解消する意欲を強くされたようです。
辛い状態を聞いてもらえる、同意してもらえるということが
その辛さを乗越えようと言う意欲をおこさせるんですね。
私たちもただ話を聞くだけでなく、励まし、知恵を出し合うことで
悩んでる本人さんがプラス方向に進む手伝いをすることができると思います。
次回定例の第7回オフ会は5月20日(日)を予定しています。
時間 11時ー3時
場所 地下鉄心斎橋駅歩3分(詳しい場所は出席者にお知らせします)
第6回オフ会報告
日時 平成18年11月18日(土)
場所 エル大阪 704号室
時間 13時〜17時
参加者4名
1HRTの治療状況
A 10年間ERT、ほぼ障害症状が治まったので弱いエストリオールに変
更したが、顔のむくみなどの副作用のため中止。
B HRTをしているときに甲状腺機能障害が判明してHRTを中止。しかし
その後血圧が上昇してきた。
C 7年間HRTを継続。4年間ふつうのHRT、その後3年間一番弱いエス
トリオールを服用。
D エストリオールとうつの薬を併用している。痴呆の両親の介護など
ストレスが大きい。
2HRTはうつの薬の効き目をよくすると実感。
心療内科でうつの薬をもらっていたが、じぶんからHRTを希望してプレマリンを服用した時
それまでの不安感が消えたことで、HRTの効果を実感した。
この話を引き継いで、HRTが痴呆や血圧を下げる効果があることをもっと評価して欲しい。
老人医療にもっとHRTをとりいれてほしい。
3なぜ医療関係者はHRTのいい面にもっとに目を向けないのか?
研究対象としての煩雑さ、効果が数字としてすぐ出てこない、学会で認められにくい。
そして産婦人科医の経済的不遇と少子化による将来への不安が医学生離れを起こしている。
産科としては助産婦を増やそうと言う流れがある。三砂ちづる著
「勝ち組 負け組み」
「オニババ化する女たち」
婦人科としては更年期を研究する学者がでて欲しい。
4朝の手のこわばり
参加者全員が体験している。50歳になったらでてくるということ。
手指の柔軟体操の大切さを痛感。
5更年期になって出てくる病気に喘息がある
喘息は死亡率第1位で軽んじてはいけない。
老化による前かがみ姿勢から肺を圧迫するので、姿勢をよく保つこと
運動で肺や呼吸器を丈夫にする。
呼吸器の弱まりは嚥下障害になる。「人間は末端の弱まりを気をつければ健康でいられる」
医者に病気を治してもらうのではなく、生活改善をして予防する姿勢が大切。
6医師に病状を伝えると言う話から日本人は自分の考えを伝えるのが下手。
これは教育訓練によって改善されるべき。
自分の考えを伝えない、いじめがあっても黙認という形になっている。
黙認はいじめを容認してることである。
いじめの遠因は教育界のトップにいる50代に教師の質の低下が以前から言われ
てきた。いじめ問題でテレビに出ていた今の校長が昔のいじめ教師本人だったと言う例がある。
そういう指導者にいじめをなくす指導ができるのか。
人を注意するとか意見を異にする時 、冷静さを失ってはいけない。
互いに感情的にならない様にコミュニケーションをする技術としてアメリカで
コーチングという方法が発達してきている。
今の日本ではいじめを避けるために、私学希望者が多くなった。
公立の教師に生徒を指導するコーチング習得などは望めそうもない。
収入の格差が よい教育を受けれる格差となりつつある。
7教育される機会が平等でないことは不幸なこと。
不公平な階級社会を定着させない、、、学校教育だけに頼らず自分から求める姿勢も大切。
そして無関心な人への啓蒙活動も必要。
「なぜ更年期と言う言葉に関心をもとうとしないのか、更年期と言う言葉のもつイメージがださいとか
自分に関連したくない言葉となってしまっている。」
「更年期と言う言葉をプラスのイメージに変えていきたい。
年を更新する、美しい言葉としてとらえられるよう普及してほしい。」
前回の報告に比べてかなり凝縮しています。
冗長すぎて読むのが途中でいやになってしまったのではという反省を踏まえて
ポイントだけを書いています。
解りにくいところがありましたら掲示板で質問してください。(^_^)/
第5回オフ会報告
日時 平成18年 5月14日(日)
場所 エル大阪 602号室(天満橋駅 西へ300メートル)
時間 13時〜17時
参加者 7名
半年振りの会ですが、この間のミニオフ会の出席者もいて皆顔見知りなので、なごやかに
自由な座談会形式で始まりました。
6月24日に開催される「更年期コーチングのワークショップ」について、まだまだコーチングという言葉の
知名度が低いので、それを高めるのがまず第1ではないかという話になり、
四本さんに「コーチング」について話を聞かせてもらいました。
コーチングはおもにビジネスの世界でつかわれています。
そこで考え出されたコーチングの技術を更年期の女性に使うことを思いつき
「更年期コーチング」と名づけて広めたいと願っています。
自分はこういう人間だという思い込みをはずし、他人から自分がどのように見えているかを知る。
そして自分の今まで気付いていなかった部分を見出し、変わるきっかけを作るものです。
一人のコーチが一人の人をコーチするよりも、セルフコーチングできる人間を増やすことで
更年期女性全体の底上げをめざしたいということです。
この話を受けて、セルフコーチングを自分では知らないうちに自分に当てはめてた例が話題になりました。
出席者の一人が2年で8キロの減量に成功したのですが
「ただ単にやせたいという気持ちだけでは、ことごとく失敗していた。
そこでどうしてもやせたい理由を考え付いた。つまり願掛けをして
一番好きな食べ物を絶つことにした結果、これまでにない成果を得られています。」
つまりやせたいための現実的な理由、動機を自分で見出した、これがセルフコーチングです。
やせるために食品を買い込まない、食べる量を減らすというのは方法論です。
方法論だけでは継続しません。やはり動機付けが一番の推進力継続力になります。
動機をはっきりさせる、これがコーチングの目的です。
目的をはっきりさせるという話から、次は教育論になりました。
子供に勉強させようという目的でどうしたらいいかと考えた結果、
親が勉強してる姿を見せるのが一番にたどりついた。(これもセルフコーチングですね)
こどもと同じ勉強内容ではなく、生活に役立つ大人の勉強をお金をかけずにと考えて
色々なセミナー、例えば材木屋のセミナーなどを受講し、家の建替えに非常に役に立ったということです。
この話には参加者全員が耳をダンボにする「落ち」がありました。
建替えたあと、取得税がきたのですが高額なため、市に問い合わせに行ったところ
こまごました評価が実際と異なってることを、それまで勉強してきた知識で指摘でき
妥当価格に変更してもらえたということです。
家の建替えという話から老親の介護のため立替をどうしようかと考えてる出席者から
介護の大変さから体調を悪くしてうつの薬を再開してることの悩みがはなされました。
介護のため引きこもるのではなく、クリエイティブなことがしたい気持ちが強くなったのと、
もし建替えるなら今までの子育ての家から、自分たちの老後を考えた家にしたいと思い
建築講座に通っている。
建築講座に通ってはいるが、いつ建替えると決まったわけでないということに対して
夢を持つということが大切だという指摘がありました。
そしてその夢に対して、どうせできないとあきらめず、外堀と思われるところからでもいい
近づく努力をすることで思わぬところで道が開けるということです。
老親の介護というはなしから、老親が認知症になり、自分自身の将来を考え
自分自身が認知症にならないようにしたいという話になりました。
成人病にならないこと、それが認知症にもなりにくいといえる。
認知症にならないために、物事に優先順位をつけれる能力をもつこと。
うつと認知症に関連があるような気がする。
近年、大阪では更年期障害のHRTが下火ではないだろうか。
更年期全体の知識がもっと広く知られるようにすべきだと思う。
はらたいらさんの男性更年期障害の公言でかなり男性更年期障害が広く知られるようになった。
マスコミに登場している人の発言の影響力は強いので
こういう人たちの声がもっと取り上げられたらいい。
男性更年期から、ストレスの話となり年間の自殺者が5万人ということに
もっと社会問題として死亡者を減らさないといけない。
妻が老親の介護に明け暮れ、夫の健康状態に気がつかなかったりする。
心身、どちらがかけても長生きはむずかしい。
ストレスで抗不安薬に頼りすぎていると認知症になりやすいのではないかと不安、
漢方薬だからと安心していると、トランキライザーと同じ働きをするものもあり
たより過ぎないほうがいいのではないだろうか。
薬の使用について、いたずらに恐れる必要は無いだろう。
薬の名前と量が、他の病気になったときの薬とあうかどうかチェックをわすれないようにする。
薬の使用のチェックということの例で甲状腺機能低下症の例があげられました。
甲状腺機能が低下すると眠くなり、放置すると認知症につながるおそれがあるということ。
そして機能亢進と低下は交互にくりかえすので、それに対応しなければいけない。
そのためにはきちんとした観察と、検査が欠かせない。
成人女性はある年齢に(40歳くらい)になったら血液検査をしてホルモン量を測定したほうがよい。
無論異常があればそれより若い年齢でも測定するべき。
長命社会になって必要なことは「健康とお金」である。
ここで呆け老人の預貯金が金融機関内でどう処理されてるか、不明朗な事例もあるとの指摘。
大事なお金を行方不明にしないためにも呆けないことが大切。
長命といって喜んでられない、出生率の低下について。
公的病院から産婦人科が消えていってる。小児科も医師が確保できず危うくなっている。
安心してこどもが産めない状況なのに、危機感がもう一つ盛り上がらないのは
若い女性がこどもを欲しがらない社会背景がある。
今の若い女性の母親たちは、どんなにがんばっても女性は結婚したら家庭第一という世相に
自分のキャリアをあきらめざるをえなかった。
家庭生活が自分の諦めたキャリア以上の満足感を得られないため、わが娘にはキャリアを諦めて欲しくないという
深層心理が働いている。
娘がキャリアと子育てを両立させるために協力は惜しまない母親ではあるが
現実に仕事と子育てを両立させる社会体制が確立していない。
行政は常に後手である。5時以降の保育、病気になった子は預かってくれない。
誰かが体調をくずしたりすると、主婦がキャリアをあきらめるという選択肢を迫られる緊張が常につきまとう。
少子化のより深刻な問題は、独身者の老後問題にもかかわってくる。
年金は、少なくなったこどもが成人して働いて振り込んでくれる分から支払われる。
将来は多くの老人に少ない年金払い込み者となる。
日本の社会では、夫婦は横並びではなく上下の関係を持つ場合が多い。
夫がそれを当然のごとく思い、妻の犠牲の部分に対して理解がない場合
妻のストレスは癒されることがない。娘が結婚生活に夢を持たなくなる部分でもある。
機会均等といわれても、現実は男性社会であることを認識したほうがよい。
男性は仕事を持ち、結婚しても子供が生まれても家庭生活の手伝いをしない人がいても非難されることはまれ。
(最近の若いカップルはそうもいってられなくなりましたが、中年以降の夫は仕事さえしてればという世代)
女性は結婚して専業主婦になったら、生活が激変する。まして仕事を続けるとなると給料の額が
夫より低いので(女性は給料面でも差がついてしまってます)
仕事を持っていても夫より下という位置に甘んじなくてはならなかった。
そこに老親の介護という問題が生じると、給与の安い女性は必然的にキャリアをあきらめて
介護に専念という形をとることになる。
そういう母親の生き方をみて娘が結婚に魅力を感じない。
しかも自分の親の介護の上に夫の親の介護まで全て引き受けて当然という風潮。
夫にも自分の親の介護はしてあたりまえと言える社会にならなけば
女性の犠牲が当然の社会はまだまだ続く。
長男の嫁に介護を押し付け、遺産は実子だけという法律が介護の問題をいびつにしてるのではないか。
介護をする嫁を養子にするという方法などで解決できるのではないか。
ただし息子と離婚した場合、嫁には夫の親の介護義務はなくなるので養子縁組も消滅させればよい。
離婚という言葉から、2007年に主婦にも夫の年金の半分要求できるようになったら
熟年離婚がふえるのではないかということ。ただし必ずしも半分もらえるわけではない。
専業主婦になったら自分の時間、お金が持てなくなる。独身女性が結婚に踏み切らない理由の一つ。
女性でも技術と資格があれば自分の意志、生き方を貫けるだろうが、そういう人はまだ少数派といえる。
男性と同じ年月働いてきても、すでに初任給や昇給で差別されてきた機会均等法以前の女性は
年金額もかなり低い。つまり企業、社会の仕組みが女性の働きの評価を低く抑えることにある。
では女性の働きはそれだけの評価なのかというと、妻が旅行などで留守となるとき夫が頼るのは
息子ではなくて娘の場合が多い。主婦の仕事の評価は息子より大であるにもかかわらず
社会的には、主婦よりも男である息子の方が上とされる。
専業主婦と仕事を持つ主婦は連携すべき。
専業主婦は家庭内での夫との上下関係から脱却できるよう
仕事を持つ主婦は職場での賃金面での男性優位が是正されるよう
自分たち自身の意識改革を進めていくべき。
若い世代での意識改革はかなり進んできたといってよい。
家庭では全て母親が面倒をみてくれるものと思って育った男性はもてない。
むしろ両親が共働きで、夫が育児に協力することを当たり前と思う家庭に育った男性がもてる。
若い女性に子供を生むことはいいことだという教育が必要だろうが
子供を生むことがマイナスと思わせないような保育のバックアップが必要。
専業主婦に仕事の鬼、いわゆる働き蜂の夫というステレオタイプは瓦解してきているが
外部との接触が少ない専業主婦には、自分さえ我慢すれば丸く収まるという思い込み
つまり洗脳されてる人が少なくない。
一人の犠牲によって収まっているのは根本解決ではない。
犠牲は心身の変調となって新しい問題となる。
男女機会均等法後でも、総合職は大変厳しい。家庭との両立を諦めざるを得ない。
何とか続けられるのが教師と官公庁であろう。
看護士さんたちは自分の勤務に協力的な男性を選んでいる。
若い女性たちは収入や社会的地位とかでなく、自分が生きやすい方法で、夫を選ぶ時代になってきた。
そういうニーズにあわせて夜間保育や短時間保育、病児をあずけられるところができてきた。
キャリアを諦めざるを得なかった母親世代は、若い女性が結婚育児仕事をこなすことを応援している。
そのためにも、更年期障害に負けず、健康でいたいと思っている。
ただ、親が元気だとニートという若者がでてきている。
ニートは恥ずかしいという社会の常識が薄れているのが問題。
更年期障害をいかにコントロールしてるか。
婦人科にかかってHRTを処方してもらい骨粗鬆の検査、関節の痛みにはリュウマチ検査、
自律神経失調には薬を服用、乳がん検査や子宮ガン卵巣ガン検査も忘れずに。
そして食べ過ぎないこと、運動と朝日をあびること。
以上、話の流れのままに更年期障害がいかに女性の生き方と深くかかわっているかが
浮き彫りになったように思います。
家族を第一に生きてきた更年期世代の女性が、子育ての終わりや夫の定年で一応のサポートを終えたとき
果たして自分の生き方はこれでよかったのかと、自分に自信をなくしたとき
自分の本当のいきがいや望みをはっきりと自分の中から取り出してくれる方法があります。
それがコーチングという方法で、訓練すればセルフコーチングが可能となり
薬や運動に加えて、有力なサポートスキルとなります。
最後にというより、会の始まりに管理人より出席者の皆さんへ問いかけをしました。
オフ会とはいえ、掲示板であまり発言されない人が参加者という現状を憂えるということ対して
年代的にロムはしても書き込むのが大変ということや、PCがもっとパーソナルなものにならないと
個人的な悩みや相談はしにくいという指摘がありました。
一家に1台で夫や子供が主に使用してる形態から、妻や母親が気軽に使用できるようになる
(自分用のPCを持つ)にはもう少し時間がかかるだろうということです。
そういう意見をいただき、掲示板に来られる人たちとオフ会出席者の橋渡し、
管理人として大切な仕事と改めて認識しました。(^_^)/
ミニオフ会ランチミーティング報告
3月30日、京都四条、リストランテ伊多利軒にて、参加者5名。
昼食をかねての更年期話、あっちこっちと話題は飛びましたが
かえって日頃思ってることを自由に話せた部分もあるようです。
1夫が仕事をリタイアして、自分の自由な時間が少なくなったことがストレス。
これはマスコミでもよく取り上げられています。
妻が食事時に必ずいるものという固定観念を夫が持つとどちらもストレスです。
しかしいまさらその考えを変えようとしないご主人も多い。
奥さんが不調になっても気付かない。
どういう風に夫に話せばわかってもらえるか。
2乳がん検診の必要性。は解っているが、どうも検診の方法が痛いという声があり
改良されて欲しい。
乳がん検診でひっかかった時の患者の不安な気持ちを医師はわかってないという不満。
3急に花粉症になったり、受診する医療科目が増えて老化を自覚する。
4しかし元気な更年期女性も確かにおられるし、同年代の元気な姿を見ると元気を分けてもらえる。
5季節の変わり目、芽吹き時というのはやはりうつのあるひとにはつらい。
まず日常の仕事がいやになり、ひどくなるとお風呂に入るのも苦痛になる。
夫と日常会話が弾まないというのも原因。
6うつになリやすい人は、きりかえが上手くない。
自分の尺度が全てではないことを認められない。
7では自分の性格をどうすれば良いだろうか。
よくカウンセリングといわれるが 体験してみてカウンセリングより
気の合う人とおしゃべりしてることの方がストレスが減っている。
8おしゃべりをしてるだけでストレスは減じるといっても対処療法でしかない。
ストレスを感じてる相手や、事柄があるかぎりまたストレスが生じる。
人間生活にストレスはあって当然だけれども、工夫や視点を変えることで
ストレス度をぐんと減らせたり、おしゃべりに逃げなくても発散できる方法を
自分で見つけられるのではないだろうか。
自分でそういう工夫や視点を変える訓練はなかなかしずらいものです。
コーチングという方法が更年期をうまく乗越えていく助けになるのではないだろうか
更年期を前向きに捉えたい人なら、HRTに関係なく元気な人にも普及されるべき。
ただまだ耳新しい方法で、具体的なことを体験した人が少ない。
四本さんご自身もコーチングの普及の必要性を思われていまして
ワークショップの開催を考えてられます。
近日中にご自身のHPにも詳しい内容を発表される予定です。