FMV5133DPSの改造記録(いまさらながらのペンティアムPRO200MHz化)

サブ機であるFMV5133DPS(pentium133MHz)。ジャンクとして3000円で購入したものだが、いかんせん遅い。そこで速度アップを検討した。

@ クロックアップする。⇒ マザーボードがクロック倍率2倍までしか対応していないので困難。

A CPUの乗せ変え  ⇒ 同じく2倍までなので普通にペンティアムを乗せ変えても無意味。さらにマザーがデュアルヴォルテージに対応していないため、3.3Vもしくは3.52Vの単一ヴォルテージ対応のチップに限られる。取りうる手段は、winchipを購入すること。

B マザーボードごと早いやつに交換してしまう。

今回、たまたまヤフオクを見ていると、インテルのAP440FXマザー(ソケット8、LPXフォームファクタ)を発見。LPXフォームファクタのマザーが市場に単体で出ることはまれなので、無意識にゲットしていた。

そうなれば、あとはペンティアムPROが必要となるため、同じくヤフオクでPentimuPro200MHzをゲット。

しかし、そう簡単に事が運んだわけではない。FMVにはAT電源とATX電源の中間のようなもの(コネクタはAT。3.3Vが出てないのもAT。スイッチはマザーから取るようになってるところはATX)がついているが、これが使用不可能と判明した。そこで電源改造することに。

 

用意するもの

@FMV5133DPS

日本橋中古パソコンセンターで3000円で購入 翌々日に再度見に行ったら1500円になってた。ショック

FMV5133DPS

AAP440FX LPXフォームファクタのマザーボードとそれ用のライザーカード。

ヤフーオークションで新品バルク品を落札 1000円

AP440FXマザーボード

BペンティアムPRO(200MHz 256Kキャッシュ)とソケット8用ヒートシンク

ヤフーオークションで落札 1000円 他にも1500円で2個落札。合計3個になってしまった。無駄

右のはFMVに載ってた133MHz

ペンティアムプロ200

CCPUファン

ソケット8用が見つからずソケット370用インテル純正品の新品を流用 日本橋バスタグで500円

ファンがヒートシンクより小さいけど無いよりはましかな

ヒートシンクとファン

DATX電源

日本橋ジャンパラで新品購入 できれば新品は買いたくなかったが、中古がみつからず 2600円

300W電源

EATXコネクタからATコネクタへ変換するアダプタ

日本橋共立電気で購入 980円

変換コネクタ

FATコネクタとコード

もとのFMV電源をばらして流用

ATコネクタ

Gハンダとハンダごて

 

 

やったこと

新しいAP440FXマザーはAT電源コネクタを持ちながら、3.3Vも要求する変則タイプだと判明した。

6ピンのATコネクタが普通のATマザー用の2つとさらに3.3V供給用のものが必要。合計3つ。

FMVについているAT電源では3.3Vを供給できないため、何らかの方策を考えなければならない。

 

方法1 AT電源から出ている5Vを3.3Vに落とす。レギュレータを作成する必要あり。

方法2 ATX電源を買ってきて、コネクタをATX用からAT用に変換する。

 

簡単な方をとって方法2を採用。

AP440FXのコネクタは以下のとおり(インテルのサイトから)

コネクタ図面

 

Primary Power Supply Connector (J9H1)

Pin Name Function
1 PWRGD Power good
2 +5V +5volts VCC
3 +12V +12volts
4 -12V -12volts
5 Ground Ground
6 Ground Ground
7 Ground Ground
8 Ground Ground
9 -5V -5volts
10 +5V +5volts VCC
11 +5V +5volts VCC
12 +5V +5volts VCC

1番から12番については、購入した変換コネクタのまま使えるので問題はない。

 

問題は次の3.3vのコネクタ。

External 3.3 V Power Supply Connector (J9J1)

Pin Name
1 Ground
2 Ground
3 Ground
4 +3.3 V
5 +3.3 V
6 +3.3 V

 

次のソフトオフパワーコネクタは、もともとFMV電源からでているスイッチ用コネクタのピンアサインのみ変更する。

具体的には、コネクタから金具を抜き取りさしかえることになる。抜き取り方は、マイナスの精密ドライバをつっこんで、引っかかってる爪を抑えながら抜く。

Soft-Off Power Supply Connector (J9F1)

Pin Name Function
1 +5VSB +5Volts Standby
2 PS ON Remote ON/OFF
3 PS COM Supply presence

 

3.3V用のコネクタを取り付けるため、古いFMVの電源から取り外したATコネクタを、買ってきた変換コネクタの基盤の3.3vの端子にピンアサインに注意しながらハンダづけしていく。

変換コネクタハンダづけ

分解した電源

(ばらしたFMVの電源ユニット。ハンダごてを使って基盤からコードを抜いた)

 

マザーボードのパワーコネクタにATコネクタを刺したところ。わかりにくいが、ATコネクタが3列並んでいるのがわかる。

一番右側のが3.3Vのコネクタ。流用品のためGroundが黒ではなく茶色になってる。

ATコネクタ3列

 

取り外したFMVの古いマザーボードとライザーカード。ACER製

旧マザーボード

 

新しいマザーボードを取り付けたところ(全景)

全景

 

バックパネルはないので端子がむきだし状態。もともとFMV5133DPSには無かったUSB端子が見える。

端子が入りきらなかったので、パネルの左はしをやすりでけずって広げた。

バックパネル

 

電源を入れると一発で起動成功!!

PentiumProは聞くところによると、32ビットに特化したCPUなのでウィンドウズNTや2000でないとダメとのこと。ウィン9xでは遅いらしい。

ウィンドウズNTワークステーションを入れると、さすがに133MHzと比べると格段に早い。

画面のスクロールが自然だ。高い新品もいいけど、古いもののかき集めもわるくない!?

 

追記 
ライザカードが純正でないせいかもしれないが、PCIバスの増設カードを刺すと起動しなくなる問題が発生中。ISAバスなら問題ない。このサイトを見つけて来てくれたHIROKIさんによると、所有のAP440FX機でそのような症状は出ていないとのことなので、このマザー固有の問題と思われる。どなたか情報をお持ちでしたらメールください。

追記の追記
ライザカードにジャンパらしきものがありましたが、設定がどうしてもわからなかったんですが、調べてるうちに偶然見つけました。

JP1
2          22
::::::::::::
1 21
JP
24
::
13
UMC 1-2,11-12 ECS 1-2,3-4
OPTI 3-4,13-14 OTHERS Open(*)
SIS 9-10,19-20
INTEL 9-10,21-22
ASUS 7-8,17-18(*)
FIC 5-6,15-16
(*)がデフォルト設定

INTELの設定でやるとうごきました。

 

[TOP] [PROFILE] [GALLERY] [CAMPING] [FISHING] [FMV] [FLOPPYFW] [MONITOR] [LITESTEP] [TOOL] [BBS] [LINK] [LINUX] [CELERON]